ガット弦は動物(羊や牛)の腸から作られます。
ガット弦には、その自然のままのプレーンガットと、プレーンガットの表面を金属でコーティングした金属巻きガットがあります。
プレーンガットは巻きガットに比べて太いし、そもそも金属ではないので、スチール弦とはだいぶ感触が違います。
特にベースの弦の場合、3弦4弦はとても太くなります。
また弦の表面がささくれたり、湿度や温度の影響を受けやすかったり、メンテナンスにも気をつけなくてはなりません。
セッティングとしては、1弦から4弦まで全てプレーンガットにすることもできるし、逆に全て金属巻きガットにすることもできます。
ジャズのベーシストの場合、1弦2弦のみプレーンガットを張る方が多いようです。
あれこれ考えた結果、自分の楽器には1弦2弦3弦をプレーンガット、4弦のみ巻きガットという組み合わせにしようと思っています。
(2021年1月14日記)